塾長ブログ No.76 2024/4/16 1年の計は・・・
塾長ブログ「元旦にあり」が慣用句として広く知られていますね。
今年も、「〇〇するぞ。」や「△△△を守る。」と決めた人も多いと思います。
で、我々、年度単位で暮らす者は、やはり4月が大切ですね。
学校が始まって1週間。今週から本格的な授業が始まっていくと思います。
お正月の新年の決意は、その年の全般的な暮らし方について述べたものもあったかと思います。
そこで、「4月からの勉強の決意」
〇〇大学に合格する△△高校に受かりたい英検〇級合格などなど、様々な目標があるでしょう。
そして、大切なことは、その目標を実現するために何をするかを考えること。
ゴールから逆算して、いつまでに何をするかを決めていきましょう。
英単語を500語覚える
→英語の単語帳を毎晩寝る前に10個ずつ覚えて、50日で完成
150ページのテキストを1カ月で1周目を終了させる
→1日5ページずつやる
などの具体的な勉強量を紙に書いて、机の前や部屋に貼ってみてください。
勉強宣言のために、家の中のみんながよく見るところに貼るのも効果的です。
この「1年の計は元旦にあり」は誰がいい始めたのでしようね。
戦国時代の、3本の矢で有名な毛利元就(もうりもとなり)が語った次の言葉。
「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり」
訳すと、「一年の計画は年の初めに、ひと月の計画は月初めに、今日の計画は早朝に立てなさい」
からや、中国、明の時代のに憑慶京(ひょうおうきょう)という学者が著した『月令広義(げつれいこうぎ)』の一節とも言われています。
英語で表現すると次の2つでしょうか。
“The year’s plans should be made at the start of the year.”
「一年の予定は年の初めに作られるべきである」
「今年は何をするか、目標を定め決意を新たにすることが大切だ」という意味です。
また、“The start of the year determines how the rest of the year will turn out.”
「年の始まりが今年の残りの部分がどうなるかを決定する」という表現もあります。
これは「年の初めの過ごし方がその一年を左右する」という意味です。
さて、まだまだ気持ちが新鮮なうちにまだ決めてない人は決めてくださいね。
そして、一番大切なことは、それを続けること。
僕も、みんなに負けないよう、頑張って今年度の目標を続けていきます。