塾長ブログ No.77 2024/4/23 OB・OGのありがたさ
塾長ブログ3月末に学窓社ゼミを卒業し、京都の大学で経営学を専攻した〇君からラインが入りました。
「公認会計士の資格を取ろうと思っています。お勧めの参考書とか教えてもらいたいです。」
早速、公認会計士として活躍している谷下君に連絡をとり、事情を話すと自分で出来ることならよろこんでさせてもらいますと言ってくれました。
谷下君も、会計士の試験の前には、OBの花本君に色々と聞いていました。
また、大学生講師として現在指導している高田君も留学を考えているとのことで、こちらも先輩の新家君がアドバイスしてくれています。
三田の高校に進学した高校生からは、探求授業の選択について相談がありました。こちらも、OGの中澤さんが丁寧な返信をくれて、「また、何でも聞いてくださいね。」言ってくれました。
先輩から後輩へと知のリレー。
個別指導コースや講習会を大学生講師が担当する目的の一つはここにあります。
また、高校生の受験相談会も僕と一緒に大学生講師がしてくれています。
僕たちは指導は出来ても、受験現場の最前線には立てません。就職や大学院進学などの状況がよくわかっています。
吉田兼好の名随筆『徒然草』の中に次の一節があります。
「京都、仁和寺の法師が、長年心に思っていた岩清水八幡宮に参拝したのにもかかわらず、一番大切な山の上にある神社を拝まずに帰ってきてしまったという失敗談の最後に」少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。(どんなことでも、先導する人がいるといいなと思いました。)
卒業生は、在塾生のみなさんが、道を進むときの心強い味方になってくれます。改めて、そうした卒業生がいてくれることをありがたく、そしてうれしく思いました。