塾長ブログ No.96 2024/9/24 実力テスト(受験へ向けて)の勉強法~その2
塾長ブログ実力テストが返却されてからの勉強法については、94号に書きましたが、まとめると次の3点。
1.前回の模試(7月実施)のテストが返ってきてから、解き直しをした。
2.単に得点だけを見るのではなく、出題範囲の単元と正答率(=その単元の理解率)の分析をした。
3.解答・解説をよく読んだ。
上の3点について出来ていますか?
特に、2の内容分析が大切になってきます。
英語についてさらに話を進めると、
①文法・語法
②長文読解
③英作文
④リスニング
の4分野に分かれて分析されています。
文法・語法の分野が弱ければ、『即ゼミ(桐原書店)』などの文法問題集を、長文読解が出来ていなければ、『速単(Z会)』で語彙を定着させていかなければなりません。
リスニングならば、速単のCDを繰り返し聞いて耳慣らしをする必要があるでしょう。
国語・数学も同様ですし、理科・社会にも同じことが言えます。
後は、毎日の勉強の中に、それを取り込んでいけばいいだけのことです。
中学生はまだ、定期テストの前にだけ勉強して、後は宿題だけという生徒さんもいるでしょうが、中学3年生は11月に実力テストがあることがわかっているのですから、1ヶ月の学習計画をたてて、自分の弱点分野を補っていく必要があります。
次は、去年まで6年間個別コースの講師をしていた、神戸大学医学部地主君が高校生の時にしていた学習法。
地主君も、学ゼミの先輩に教えてもらい、現役の講師たちもほとんどこの勉強法を実戦していました。
1.テキストは「あれもこれも」とつまみ食いするより、一つに絞って徹底的に。
次に、具体的なテキストの学習法。まず、最初に解いてみる。
日にちを入れるのを忘れずに。
テキストに直接書き込むのではなく出来ればノートに。
ひとしきり問題を解いたらここからが、大切です。
解答はむやみやたらにテキストに書き込まない。間違った問題に印を入れる。
「正」の字でチェックしておくと、間違った回数がわかります。
2.テキストは直接書き込むよりもノートに。やった日にちを必ず入れる。
間違えた問題は、別のノートに問題をコピーして自分だけの「間違えた問題ノート」を作る。
大体が、応用問題になると思います。A~CのレベルならCが中心。
テストで点が取れていない人は、この一度間違えた問題を何度も間違える。
ただ、それだけです。
この一度間違えた問題を二度と間違えなければいいんです。
地主君の場合は、「正」の字のチェックの時に解答・解説を読んでも3回以上間違えた問題は、もう一度基本問題からやり直していました。
以上です。
シンプルでしょ?
そして、やり直しが一番の復習になります。
出来る問題は、やり直しはしない。これが鉄則ですね。