塾長ブログ No.105 2024/11/26 In put Out put~その2
塾長ブログちょうど、中学校は期末テストが返却された頃ですね。
篠山中学校・三田学園、また高校は今週から始まります。
定期テストで成績を上げるポイントはただ一つ。
学校の授業+テキストをいかにテスト勉強や入試に結び付けていくかが大きなポイントになってきます。
以下に「すぐに実行できること」を書いていきますね。
1. 授業で習った範囲のテキスト・ワークはその日のうちにする。
これをいうと、よく「次の試験範囲のページが指定されていません」という生徒さんがいます。でも、今やっていることが結局は試験範囲になるんですよね。これも、前号で言った「手段の自己目的化」。
学力をつけるためにテキストをするのではなく、テキストをすること自体、またテキストをやって(とれあえず答を全部埋めて)提出することが一番大きな目標になっています。試験の前夜に必死で解答を書き入れている人が試験で点数が取れるはずがありません。
2. 同じ問題・テキストを繰り返し最少でも3回はする。
どの問題集も大体同じような内容ですから、あれもこれもたくさんする必要 はありません。大切なのは、「必ずできる」レベルまで時間をかけて解いていくこと。これをやらない生徒さんが多いですね。間違えた問題の答を写してそれでおしまい。やり直しをしないから、また同じ問題を間違える。
数学で、教科書レベルの問題が解けなかったり、授業プリントの問題が解けないのはこれが原因です。
3. 模試を含めテストは帰ってきてからの方が大切
成績をつけるだけのためにテストがあるのではありません。特に模試の解説は、そのまま高校入試や大学入試に直結する実力をつけるためにはよく読むことが必要です。もちろん学校の定期テスト・小テストいずれも、間違えた問題を解けるようにしておくことがポイント。
これら3点を実行すれば必ず学力がついて、成績が上がります。
もちろん、人によってそれまでの学習時間量・理解度に差があります。
少ない人はたくさんの時間がかかるでしょう。
今まで、学習時間が少なかった人に限って、「もう無理」と早いうちに音を上げます。成績が上がらない人は全員このタイプ。
授業を有効的に使うことについては、次号にて詳しくお話します。