塾長ブログ No.119 2025/3/18 一期一会
塾長ブログ「いちごいちえ」
前回の「推敲(すいこう)」は中国のお話が元となった故事成語。
今日は、「一期一会」、日本のことわざ、四字熟語です。
もともとは、茶道に由来する考え方で、千利休(せんのりきゅう)が述べたものだと言われています。
利休については、中学校の歴史の教科書に「わび茶の完成者」と記されていますので、知っておいてくださいね。
その利休は、弟子の山上宗二に次のように伝えています。
「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏(かしこまる)ベシ」
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くすべきである。
さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と言う言葉にもなりました。
この3月に卒業して神戸大学経営学部に進学するI君が、後輩のために自分が使った参考書類を持ってきてくれました。
その時に、「二次試験の国語で、古典の問題が塾で習ったところがそのままでたので、ずいぶんと余裕をもって試験に臨めました。現代文で十分に時間が取れましたので、落ち着いて解くことが出来ました。」
40年間講師をしていると、何度かこういう経験があります。
英語・国語で同じ問題が出題されています。
僕が当てたというよりも、I君がきちんと復習して覚えていたということが大切なことです。
人との出会いだけでなく、問題にも出会う。
最終的に自分が希望する道に進めた人に共通することは、「その1回限りの出会いを逃さない。」ということです。
大学合格者についていうと、1回1回の授業を大切にしています。
単語テストなどの小テストも手を抜きません。
また、授業もお手軽に休みません。
今年度も後少し、3月25日からは講習会が始まります。
各コースとも、スタートダッシュで新学年の先取り学習を始めていきます。
一期一会
新しい出会いの年度にしていきましょう。