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塾長ブログ No.139 2025/9/16 模試は却ってきてからが勝負!

塾長ブログ 塾長ブログ No.139 2025/9/16 模試は却ってきてからが勝負!

夏が過ぎ、秋風が心地よく感じられる季節になりました。

高校1年生から3年生は7月に実施されたベネッセ全国模試、中学1年生から3年生は8月に実施された兵庫模試が返却されましたね。
答案を手にした瞬間、多くの生徒さんが「良かった」「悪かった」と点数や順位に一喜一憂します。
けれど大切なのはそこからです。

模試は返却されてからが本当の勝負。

ここでの取り組み方が、これからの学力を大きく左右していきます。

 

中学生の模試復習法

中学生の生徒さんにとって模試は、学校の定期テストとはちがって範囲が広く、実力をためす良い機会になります。
ですから、まずは 「間違えた問題のやり直し」 を徹底してほしいのです。

やることはシンプルです。
間違えた問題をもう一度解き直し、解説を読んで「なぜ間違えたのか」を理解する。
解答に使う知識や考え方を自分のノートにまとめれば、次に同じような問題に出会ったとき、確実に力になります。

例えば英語なら、間違えた文法問題を教科書やワークに戻って確認する。
長文で知らなかった単語は必ず単語帳に書き出し、覚え直す。
数学なら、計算ミスの原因を考え直し、図形や関数は類題を数問解いてみる。
模試は弱点を明らかにしてくれるからこそ、その弱点を一つひとつつぶしていくことが自信につながっていきます。

 

高校生の模試復習法

高校生にとって模試は、大学受験を意識した実戦練習です。
だからこそ、復習の仕方で大きな差が生まれます。

数学なら、解説を読むだけで満足してはいけません。
必ず自分の手で解き直し、さらに青チャート(数学が苦手な人は黄チャート)といった参考書で類題を解いてみる。
問題の本質を理解し、応用力を身につけることが目的です。

英語では、長文読解の「読み落とし」をなくすために、辞書を引きながら精読することをおすすめします。
文法や語法で間違えた部分は参考書に戻り、基本を確認。
さらに、模試の英文を音読することで、速読力と英文感覚も養われます。

理科や社会も同じです。
誤答がそのまま弱点の印。
教科書や資料集に立ち戻り、関連事項を整理したうえで、一問一答や演習問題で確認することが必要です。
模試で間違えた問題を「二度と落とさない問題」に変えていく姿勢こそが、本番の得点力につながります。

 

模試を「未来の自信」へ

模試は点数を確認して終わるものではありません。
返却された答案を、自分を成長させてくれる最高の教材としてとらえることが大切です。
やり直しを重ねるうちに、「前はできなかったことが、今はできる」と実感できるはずです。
そうした小さな積み重ねがやがて「模試が怖くない」という自信へと変わっていきます。

模試は「返却されてからが勝負」。
答案の中には、次の成長につながるヒントが必ず隠されています。
そのヒントを見つけ出し、自分の力に変えていってください。
僕はその姿を、これからもしっかりと応援していきます。

最後にチェックリストを書いておきますので参考にしてくださいね。

 

模試復習チェックリスト

中学生

  • 間違えた問題を解き直す
  • 解説を読み「なぜ間違えたのか」を理解する
  • 英語:文法は教科書・ワークで確認、知らない単語は単語帳へ
  • 数学:計算ミスの原因を確認、図形・関数は類題を数問解く

高校生

  • 数学:必ず手で解き直し、参考書(チャートなど)で類題演習
  • 英語:長文は辞書を引きながら精読、間違えた文法は参考書で復習、英文を音読
  • 理科・社会:誤答分野を教科書や資料集で確認し、一問一答や演習で補強

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