塾長ブログ No.151 2025/12/23 年越し学習会 餅ついて・鐘ついて
塾長ブログ中学生の授業時でのこと。
教科書に出てくる文を教えていたらある生徒さんが、「先生、どうして『お餅』って英語で ‟cake”っていうんですか?」という質問をしてきました。
ちょうど、‟Don’t eat too many rice cakes.”という文が出てきたところでした。
「いい質問だね。」とその質問に答えました。
元々は、英語で「まるいかたまりのこと」を”cake”と言い、それから平たくて固(かた)いかたまり」を”cake”というようになったんだよ。
その後、小麦粉を水でねって作ったお菓子のことを”cake”というようになったんだね。だから、せっけん1個って英語で言う時は、” a cake of soap”っていうんだ。
というお話です。中学生では納得です。
僕も、もう少し”cake”について調べてみたく、帰って名古屋大学文学部教授で言語学者の町田健先生のエッセーを読み直しました。
古い北ヨーロッパ語の”kaka”がそのもとで、「平たくでまるいパン」のことを意味していました。
英語の”cake”はパンのことだったんですね。そして、ずいぶんと後になって、小麦粉に砂糖やバターを入れて焼いたお菓子のことをこの”cake”という言葉に当てはめるようになった。なるほどです。
12月31日、午前10時から中学3年生・高校3年生の受験生対象「年越しマラソン学習会」を実施します。
毎年受験生に人気の学習会です。
家では、落ち着いて勉強できないけど、みんな受験生なのでしっかり勉強できた。
大晦日・お正月も勉強したんだからすべるはずがないと思った。
最後には、みんな妙な連帯感がわいて戦友という感じがした。
などなど、経験した現 高校生や大学生にはかなり思い出に残った学習会のようです。
12月14日が締め切りでしたが、定員を上回るお申し込みがあったため座席を少し増やしました。
まだ、1~2名は追加受講が可能です。「申し込んでなかったけど、やってみようかな?」という生徒さんは是非電話にて問い合わせてください。
保護者様にはお手数をおかけしますが、お子さんがご希望された場合はご協力してやって頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
学習会の最後は希望者で、お近くの尊宝寺さんのご厚意により「除夜の鐘」をつかせてもらいます。
厳しい冬を乗り越え、最高の春を掴み取るための「勝負餅」です。みんなで一緒に、思い出に残る大晦日にしましょう!