塾長ブログ No.154 2026/1/27 「合格」、その先にある未来を信じて今すべきこと。
塾長ブログいよいよ受験シーズンも本番。
教室では現在、中学3年生を対象とした「国語・理科・社会」の受験対策講座を開講しています。
この講座には、3月12日の一般入試に向けてラストスパートをかける生徒さんはもちろんですが、実は篠山鳳鳴高校のSTEAM学科をはじめとする「特色選抜入試」に挑む生徒さんたちも多く受講しています。
ここで、少し不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ「試験にない科目」を勉強するのか?
ご存じの通り、特色選抜入試の多くは「英語・数学・小論文」がメインです。
入試本番に「理科・社会・国語」の筆記試験はありません。
効率だけを考えれば、入試科目だけに絞って勉強するのが近道に見えるでしょう。
しかし、生徒さんたちはあえて、入試に使わない科目の対策講座も受講しています。
「試験に出ないのになぜ受講するのか?」
その答えは、彼らが「目先の高校入試」だけをゴールにしていないからです。
高校入学後に直面する「基礎の壁」
これこそが、学窓社ゼミが大切にしている視点であり、当塾の強みでもあります。
高校入学後、理系に進学したいのに「物理・化学が苦手」という壁にぶつかる生徒が少なくありません。 その原因の多くは、中学校レベルの基礎が完成していないことにあります。 これは文系における「生物基礎・化学基礎」でも同じです。
数学を加えて、これらの科目が苦手だと国公立大学受験が厳しくなります。
また、文系志望でありながら国語や社会の基礎が抜けていると、将来受験できる大学の選択肢が大幅に制限されてしまいます。
「合格」はあくまでスタート地点
その後に続く3年間の学びを支えるのは、今この時期に積み上げる基礎力なのです。
将来を見据えた「戦略的」な授業
例えば、僕の社会の授業では、まず初回の授業で生徒一人ひとりに「将来は文系か理系か」を確認しました。
先日のクラスでは全員が文系志望でした。 そこで僕は、講義のメインを高校以降の学びに直結する「歴史」と「公民」に据えました。
地理については、高校入試に必須な知識を網羅した「課題」形式に。
その代わり、歴史分野の講義では、高校入学後も大きな武器になるよう、高校レベルの内容まで踏み込んで解説を行っています。
「義務教育」は生き方の基本
ここが、最も大切なポイントです。
中学校までの学習=義務教育の内容は、これから高校以降の社会常識へとつながる「生き方の基本」です。
僕はこれまで、「中学の時は成績が良かったけれど、高校になったら……」という生徒さんを少なからず見てきました。
彼らに共通しているのは、勉強に対する姿勢です。
「勉強=学校の定期テストの成績を上げるためのもの」
そう考えているうちは、本当の学力はつきません。
それは単に、定期テストの狭い試験範囲を乗り切るだけの、「そこそこ」いい暗記力を使っているに過ぎないからです。
しかし、その「そこそこ」の力は、範囲が膨大になる高校の学習や大学入試では通用しなくなります。
学窓社ゼミが目指すもの
僕たちは、目先の点数だけでなく、その先の人生を支える「本当の学力」を伸ばす授業をしていきます。
学問を単なる「作業」にせず、社会とつながる「知識」として定着させること。 一般入試組も、特色入試組も、切磋琢磨しながら全員で高みを目指していきましょう!