塾長ブログ No.157 2026/2/24
塾長ブログミラノ・コルティナ五輪が閉幕し、銀盤や雪原で繰り広げられた熱戦の余韻が今も僕の心に残っています。テレビ越しに伝わってくるアスリートたちの熱量に、深い感銘を受けた生徒も多いのではないでしょうか。
今回の大会で僕が特に注目したのは、スノーボードの長谷川帝勝選手です。
世界初の超大技を次々と成功させる彼を支えているのは、類まれなる才能以上に、圧倒的な「練習量」と「基礎への執着」です。
長谷川選手には、中学時代から続く驚くべきエピソードがあります。
彼はオフシーズンでも、室内練習場やトランポリンを使い、1日8時間以上もの猛特訓を毎日欠かさず続けてきました。
それも、ただ派手な技を繰り返すのではありません。
空中で自分の姿勢を正確に把握するための、地味で過酷な「基礎トレーニング」にその大半を費やすのです。
プロとして第一線で活躍する若い選手たちを見ていて感じるのは、彼らがこの長時間の修練を「苦」にしていないということです。
なぜなら、彼らには「世界一になる」という明確な覚悟と、それを実現させたいと願う強い意志があるからです。
覚悟が決まっている人間にとって、努力は苦行ではなく、目標へ近づくための必然のステップに変わります。
このことは、受験勉強に励む君たちにも全く同じことが言えるのです。
志望校合格という「金メダル」を目指す道のりにおいて、長時間の勉強は避けて通れません。
しかし、ただ机に座っているだけでは意味がありません。
一流のアスリートがそうであるように、君たちに求められるのは徹底した「自己分析」です。
長谷川選手が「今の回転軸はどうズレていたか」をミリ単位で分析するように、君たちも「今の自分に何が足りないのか」「苦手な単元を克服するために、今日何をすべきか」を冷静に見極めなければなりません。
自分を客観視し、足りないピースを埋めるために何時間でも基礎に立ち返る。
その地道な繰り返しこそが、本番での圧倒的な自信へと繋がります。
「憧れの大学に行きたい」という願いを、どうか単なる憧れで終わらせないでください。
それを「何が何でも実現させる」という覚悟に変えた瞬間、君のペンはアスリートの滑りのように、より鋭く、より力強く動き出すはずです。
学窓社ゼミの教室で、自分自身の限界に挑む君たちの姿を、僕も覚悟を持って全力で支えていきます。共に、最高の栄冠を掴み取りましょう。