塾長ブログ No.142 2025/10/07 続・耳袋
先週のブログのタイトル『耳袋』。これは、根岸鎮衛(ねぎししずもり)の江戸時代の随筆。鎮衛は、江戸時代中期から後期にかけての旗本。勘定奉行、南町奉行を歴任した。『耳袋』は江戸時代の人々の好奇心が生み出…
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先週のブログのタイトル『耳袋』。これは、根岸鎮衛(ねぎししずもり)の江戸時代の随筆。鎮衛は、江戸時代中期から後期にかけての旗本。勘定奉行、南町奉行を歴任した。『耳袋』は江戸時代の人々の好奇心が生み出…
先週の高校三年生の国語の授業では、志賀直哉の「灰色の月」を題材にした大学入試現代文実戦問題を解説。舞台は1945年10月、戦争直後の東京。 焼け跡の残る街と、そこで懸命に生きる人々の姿が淡々と描かれ…
地震・雷・火事・親父(おやじ)日本人が昔から恐れていた自然災害の一覧です。親父は、語呂合わせで入ったか、恐ろしかったのか。 近頃は、「親父」が引退して、「コロナ・暑さ」が入ってきそうです。親父として…
夏が過ぎ、秋風が心地よく感じられる季節になりました。高校1年生から3年生は7月に実施されたベネッセ全国模試、中学1年生から3年生は8月に実施された兵庫模試が返却されましたね。答案を手にした瞬間、多く…
教えることには、限界があります。 僕はいつもそう感じています。 「自分の授業さえ聞いておけばよい」と胸を張る先生方も一定数おられますが、果たしてどうでしょうか。 少なくとも大学受験を目指す高校生…
夏休み、受験生は一日中机に向かい、下を向いて勉強に励んできました。夜になっても蒸し暑さが残り、外に出るのも気が重かったことでしょう。しかし9月に入ると、風が少しひんやりし、草むらからは秋の虫の声…
酷暑の2025年の夏でした。朝晩は少し秋風が立ってきましたが、当分こんな天気が続きそうです。 暑い中、今年もたくさんの生徒さん・講師たちと熱い夏を過ごすことができました。 8月5日(火)~7…
8/5㈫〜7㈭2泊3日で、学習予定時間計21時間の夏期勉強合宿を神戸にて、実施しています。12人の中学3年生と9人の高校3年生が参加。講師は、神戸大学大学院の細見講師、立命館大学の高田講師、そして今…
ここ数回の塾長ブログでもお伝えしてきましたが、いまの子どもたちにとって「国語力」の低下は、単なる教科の問題にとどまらず、学び全体の土台に関わる深刻な課題です。 テスト問題には、設問や文章の中にたくさ…
『ごんぎつね』が読めない小学生が増えてきた40年間、国語を教えてきた僕にとって、これは少々ショッキングなタイトルでした。 記事の内容はこうです。ごんが兵十の母親の葬儀に出くわす場面。兵十の家には村人…