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塾長ブログ No.165 2026/5/6 祝日のお話

塾長ブログ 塾長ブログ No.165 2026/5/6 祝日のお話

大型連休もいよいよ最終日ですね。皆さんはどのように過ごされましたか? 今日は、僕たちが何気なくカレンダーで目にしている「祝日」について、少し背景を深掘りしてみたいと思います。
当たり前だと思っていた休みの日に、実は意外な歴史や工夫が隠されている、そんなお話です。

 ※前号の続きのAIのお話は次号(5月12日)に書いていきますね。

1. 日本の祝日を支える「祝日法」の仕組み

現在、日本には年間で16日の「国民の祝日」があります。これらはすべて「国民の祝日に関する法律(祝日法)」という法律で定められています。

祝日の起源を辿ると、大きく二つの流れが見えてきます。
一つは、古来の宮中祭祀などの祭日に由来するものです。
例えば「勤労感謝の日」は、その年の収穫に感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」が起源です。
春分・秋分の日も、元々は先祖を敬う伝統的な祭日の性質を継承しています。

もう一つは、戦後に新しく制定された記念日です。
「こどもの日」や、近年加わった「山の日」などがこれにあたります。
日本の長い伝統と、戦後の新しい価値観がこの16日の中に共存しているのですね。

2. 今日(5月6日)が休みである理由

さて、カレンダーを見ると今日、5月6日は「振替休日」となっています。
なぜ今日が休みになるのか。祝日法のルールを見ると、その仕組みが分かります。

祝日法第3条第2項には、「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、その日以降で最も近い『国民の祝日でない日』を休日とする」という決まりがあります。 今年のケースに当てはめてみましょう。

  1. 5月3日(憲法記念日)が日曜日でした。
  2. 本来なら翌4日が振替休日となりますが、4日は「みどりの日」で既に祝日です。
  3. さらに翌日の5月5日も「こどもの日」で祝日です。
  4. そのため、「祝日ではない最も近い日」である今日、5月6日が休日となったわけです。

パズルを組み合わせるような、よくできた仕組みだと思いませんか? こうした決まりを知ると、カレンダーの見方も少し変わってきます。

3. なぜ「3月3日」は祝日ではないのか?

 5月5日は「こどもの日」として祝日です
まず、5月5日の起源を整理しましょう。 もともとは五節句の一つである「端午(たんご)の節句」です。
古くは菖蒲(しょうぶ)を使って厄払いをする行事でしたが、江戸時代以降、菖蒲が「尚武(武道を尊ぶ)」に通じることから、男の子の健やかな成長を願う行事として定着しました。

しかし、1948年に「国民の祝日」として制定される際、その名称は「男の子の日」ではなく「こどもの日」とされました。

ふと「女の子の節句である3月3日のひな祭りは、なぜ祝日ではないのか」と疑問に思ったことはありませんか?
実はこれ、戦後の祝日法制定時に、国会でも真剣に議論されたテーマなのです。

当時、国民からは「こどものための祝日が欲しい」という声が多く寄せられました。
候補に挙がったのは「3月3日」「5月5日」「11月15日(七五三)」の3つ。
その中で5月5日が選ばれたのには、いくつかの理由がありました。

  • 性別の壁を越えるため 3月3日は「女の子」、5月5日は「男の子」というイメージが強かったのですが、国としては「すべてのこどもたちのための休日」を作りたいと考えました。
    そこで5月5日を、性別を問わずお祝いする「こどもの日」と定めたのです。
  • 北国の事情と気候 3月初旬は、東京などでは春めいてきますが、北日本や雪国ではまだ冬の真っ只中です。
    一方、5月なら日本全国どこでも暖かく、新緑の中で元気に遊ぶことができます。「全国のこどもたちが等しく楽しめる日を」という配慮があったのですね。
  • お母さんへの感謝 意外と知られていないのが、祝日法による「こどもの日」の定義です。
    そこには「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と記されています。
    こどもが主役であると同時に、育ててくれるお母さんへの感謝も込められた日。それが5月5日なのです。

4. 「大型連休」と呼び変える理由

よく使う「ゴールデンウィーク」という言葉についても、面白い雑学があります。
これは1951年に映画業界が作った和製英語(宣伝用語)と言われています。連休中の映画の興行成績が非常に良かったため、ラジオの「ゴールデンタイム」になぞらえて名付けられました。

ただ、NHKなどの公共放送では、原則としてこの言葉を使いません。 代わりに「大型連休」と呼びます。
理由は、特定の業界の宣伝を避けるという中立性の観点や、カタカナ語より「大型連休」の方が幅広い層に伝わりやすいという配慮があります。

さらに、病院や警察、消防、そして飲食店などのサービス業に従事し、連休中こそ忙しく働いている方々への配慮も含まれているそうです。
誰かの休みは、誰かの働きによって支えられている。言葉の選び方一つにも、社会への温かい視線が隠されているのですね。

5. 連休の余韻と、次なる目標

今年の連休は雨が多かったですね。僕も、息子が小さかった頃はよく旅行や外出を計画したものですが、今年は家でゆっくりと過ごしました。
溜まっていた片付けを済ませ、読みたかった本をじっくり読み進める時間は、僕にとって何よりのリフレッシュになりました。

さて、次にやってくる大きな連休は9月です。
 祝日法第3条第3項の規定により、敬老の日と秋分の日に挟まれた平日が休みとなり、9月19日から23日まで5連休(シルバーウィーク)となります。

6. 明日から、日常の学習へ

5月7日からは、いつもの日常が戻ってきます。
そして、学校では「1学期の中間テスト」が目前に迫っています。

特に中学1年生の生徒さんにとっては、人生で初めての定期試験ですね。
「どう勉強すればいいの?」と不安かもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。
学窓社ゼミでは、勉強の仕方をはじめから丁寧に指導していきます。まずは僕たちと一緒に、正しい学習の習慣を作っていきましょう。

また、5月31日には「第1回英語検定試験」があります。
受験する生徒さんは、今からしっかりと問題集を解き進めてください。
特に「英作文」は、僕たちが一人ひとり添削します。授業の時にどんどん提出してくださいね。

5月は体が疲れやすい時期でもあります。無理をしすぎず、まずは学校と塾のリズムを取り戻すことから始めましょう。
今日、教室で生徒さんの皆さんに会えるのを楽しみにしています。

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