塾長ブログ No.180 2026/9/15 センパイ・コウハイ
塾長ブログ先週の土曜日、高校2年生の英語クラスで、高校3年生のK君に、ミニ講座をしてもらいました。
テーマは、大学受験に向けた「物理と化学の勉強」。
K君は、7月に行われた全国模試で、国語・数学・物理・化学の4科目が全国順位10%以内に入った頑張り屋さんです。
そんなK君から、高校2年生の後輩たちに向けて、受験用の問題集や参考書の紹介、そして「いつ頃から、どんな勉強を始めればいいのか」という話をしてもらいました。
学校でも、もちろん「勉強しなさい」と言われます。
でも、生徒さんにとって本当に知りたいのは、
「何を勉強すればいいの?」 「どの問題集を使えばいいの?」 「いつから始めればいいの?」
という、もっと具体的なことなのではないでしょうか。
学校の先生方も、それぞれのお立場で一生懸命指導されています。ただ、クラス全体を見ながら、さらに一人ひとりの志望校や現在の学力に合わせて、細かな受験勉強のアドバイスをすることは、なかなか難しいことでもあります。
だからこそ、学窓社ゼミには「先輩」がいることが、大きな財産なのだと思います。
個別指導コースで教えてくれている大学生の講師たちも、もともとは学窓社ゼミの生徒さんです。
自分たちが受験勉強で悩み、考え、努力してきた経験を、今度は後輩たちに伝えてくれる。
そして、その後輩たちが数年後には先輩になり、さらにその次の後輩へと伝えていく。
「センパイからコウハイへ。」
僕は、これを学窓社ゼミの大切な財産の一つだと思っています。
僕自身、若い頃からつい数年前までは、「自分が教えなければ」という思いが強く、何でも自分で教えることに心血を注いできました。
でも最近は、少し変わってきました。
若い人たちが自分で考え、自分なりの方法で生徒さんたちに向き合っている姿を、少し離れたところから見守ることが増えてきたのです。
そして、そんな姿を見ると、教育というのは「先生から生徒へ」という一方通行だけではないのだと、あらためて感じます。
知識だけではありません。
勉強の仕方、受験への向き合い方、失敗したときの立て直し方。
そうしたものが、人から人へ受け継がれていく。
センパイがコウハイを育て、コウハイがまたセンパイになっていく。
そんな循環が、学窓社ゼミの中にこれからも続いていけばいいなと思っています。
そして何年か後、今の高校2年生が後輩たちの前に立って、「自分はこうやって勉強したよ」と話してくれる日が来る。
その姿を、僕は楽しみにしています。
これが、学窓社ゼミの「センパイ・コウハイ」です。